| 福井の探鳥地 002 海浜自然公園 | ||
 画面をクリックすると拡大します。 |
見どころ 海岸に近い自然公園で、松林や芝生広場を中心に周辺の雑木林や海岸の岩場へも自由に散策できる。春秋の渡り時期には珍しい種との出会いもあり、ゆっくり見回ってみたい。 おすすめポイント 松林の散策路ではヒヨドリやイカルなどの群れが見られ、上空ではサンショウクイが鳴きながら飛んでいる。キャンプ場を兼ねた芝生広場やツツジやハギ類の低木林では、陰から出てくるツグミ類やホオジロ類に注意を払いたい。水路のある脇では水を飲みに来る種に出会えるのでじっくりと待ってみたい。10月末になると松林の樹冠に群れるイスカが見られるが、毎年ではなくその年によって違いがあるらしい。晩秋にはレンジャク類やキクイタダキ、ハチジョウツグミとの出会いも期待できる。また浜辺への散策路ではホオジロやイソヒヨドリ、ジョウビタキ、セグロセキレイなど身近な種にも出会えるし、波が砕ける岩場ではクロサギが採餌している姿を見つけてほしい。県内で普通にみられる渡り鳥でもここではちょっと早めに出会えるのが嬉しいが、天候にも注意してね。 よく見られる鳥 通年：カワラヒワ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ホオジロ、メジロ、キジバト 渡り：アカハラ、コマドリ、エゾビタキ、ノビタキ、ミヤマホオジロ、シロハラ、ツグミ、ウソ 晩秋：レンジャク類、ノスリ、シロハラホオジロ、アオジ、イスカ、アトリ、ベニマシコ、ベニヒワ、マヒワ フィールドノート 今までの希な種：マミジロキビタキ、ヤツガシラ、ニシオジロビタキ 道草メモ 近くには奇岩名称で有名な東尋坊や三国温泉、北前船で栄えた三国湊の古い町並みがあり、散策するのも良い。 |
|