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福井の探鳥地  005 テクノポート・緩衝緑地帯


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見どころ
テクノポートに石油備蓄基地があり、その入り江でのカモ類や工業地帯の道路沿線の空地も多く、草地や低木林には冬鳥が集まり、防風林と三里浜緩衝緑地は冬鳥の宝庫でゆっくりと散策してみたい。
おすすめポイント
新港の入江ではカモ類が主流だが、天候により海が荒れているときは多くのカモ類が集結しているのでじっくりと探してみたい。工業地帯の空地では広い草地となっていて、ムクドリ、カワラヒワ、ホオジロ類等の小鳥類に混じって希少種(Ex:セッカ)が入っていることもあるので要注意だ。またムクドリの大群は1,000羽を超えることもあり、電線にズラーっと並んでいると見事なものだ。この中にホシムクドリが数羽混じっていることがある。先ずは50羽ほどのムクドリの群れを探し、アキグミの実を食べたり地上で餌を探しているので、その中を丹念に探してみよう。セッカやオオジュリンの他希にアリスイが低い灌木で見られることもある。緩衝緑地帯では樹木の間伐がなされていないので、彼らには絶好の隠れ場所となっていて、ハギやヨモギの実を啄むマシコ類、ホオジロ類に期待したい。電柱にはノスリが希にミサゴが止まっていることもある。
よく見られる鳥
冬鳥:ジョウビタキ、ベニマシコ、ウソ、ヒレンジャク、ミヤマホオジロ、ノスリ、ムクドリ、ホシム   クドリ、ツグミなど、希にアリスイも。
通年:カラ類、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオゲラ、コゲラ、イソヒヨドリ、イカル、モズ、ヒ   ヨドリ、メジロ、ミサゴなど。
フィールドノート


道草メモ
東屋で朝食やランチをとりながら、芝生広場やその脇の木々に小鳥たちが採餌に訪れるのを見るのも楽しい。