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福井の探鳥地  030 九頭竜川中流域


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見どころ
冬の河川敷に集まる里山の野鳥を探しながら歩きます。疎らな河畔林や河川の流れを見ていると、サギ類がじっくりと餌を狙っているし、ゲートボール場の芝生やヨシ原での風景は長閑な田舎の一コマだ。
おすすめポイント
広い河川敷では車で見流すことも可能だが、ヨシ原やヨモギの草むらではゆっくりと歩いてみたい。ホオジロやカワラヒワ等の加えてベニマシコの微かな鳴き声が聞こえたら是非見つけてほしい。顔から胸〜腹の紅色には胸キュ〜ンになるでしょう。秋のお彼岸から1週間ほどはノビタキがあちこちで見つけられるが、初夏の顔とは大違いで地味だ。あの黒い顔がどうしてこんな顔に?元気で南へ帰ってほしい。ゴルフ場脇の芝生広場ではツグミやムクドリがあちこちで採餌している。50羽ぐらいのムクドリの群れの中にホシムクドリが混じっていないか?是非探してほしい。流れの砂礫地ではダイサギとアオサギがのんびりと採餌している。そんな砂礫の上でイソシギが尾を上下に振っているかも・・・?上流にある鳴鹿大堰にはカモ類が多いが、カワアイサのペアが確認されることもあり、初夏〜7月にもいた初秋に子連れでいないか?探してみたい。
よく見られる鳥
通年:イカルチドリ、ダイサギ、アオサギ、キセキレイ、イカル、ホオジロ カワウ、カワセミ、セグ   ロセキレイ
冬季:マガモ、コガモ、カワアイサ、イソシギ、ベニマシコ、カワラヒワ、アトリ、オオジュリン、ツ   グミ、カシラダカ、ウソ、ハクセキレイ、
渡り:ノビタキ、キアシシギ、イソシギ、希にコヨシキリ
フィールドノート
余裕があったら上流域の鳴鹿大堰まで足を延ばしてみたい。
道草メモ
九頭竜川鳴鹿大堰の施設内や隣接の「九頭竜川資料館」の見学もできる。上流では、毎年8月下旬に永平寺大灯籠流しのイベントがある。