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福井の探鳥地  032 岩屋林道


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見どころ
北郷集落を過ぎるとすぐに堰堤があり、カワセミやアオサギが迎えてくれる。キャンプ場は旧岩屋集落および分校のあった場所だから、周辺の中山間地や川筋など散策路は多く、変化に富んでいる。
おすすめポイント
グラウンド跡の芝生広場や近くを流れる川では水遊びができる環境で、夏休みの暑い季節ならば最高だろう。周辺の雑木林や杉林からヒヨドリ、キジバト、カワラヒワなどの鳴き声が聞かれるし、初夏の林道ではキビタキやクロツグミが響き、谷間からアカショウビンの声も響いてくることもある。奥へ延びる林道周辺ではオオルリやホトトギス、ツツドリなどが囀っているし、上空ではサンショウクイやイカルが、沢筋では石の上にキセキレイやカワガラスが確認できる。秋になるとマヒワやアトリなど群れる種が樹冠を彩り、実のなっている枝ではヤマガラやコゲラがコツコツと突っついているのを見つけると、秋の深まりを感じられる。余裕があればこの林道の奥へ進んでみたい。中腹からかの眺めも楽しみながら峠を越えると上竹田へ通じている。
よく見られる鳥
通年:ヒヨドリ、イカル、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ   エナガ、ウグイス、カケス、アオゲラ
初夏:オオルリ、クロツグミ、キビタキ、サンショウクイ、ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、サンコ   ウチョウ、ヤブサメ
秋季:アオジ、アトリ、マヒワ、ルリビタキ、ウソ、シロハラ、ミヤマホオジロ、 ツグミ、カシラダ   カ
フィールドノート
ヤマセミやカワセミはじっくり時間をかければ通年で見られるが、キャンプ地が家族連れで賑わう頃は避けたい。
道草メモ
この林道の峠に展望台もあり、これを越えれば丸岡町竹田地区へ行くことができる。