本文へスキップ
福井の探鳥地  035 東山いこいの森


画面をクリックすると拡大します。 
見どころ
周囲の林で聞く野鳥コ−ラスの体験や取立山へのトレイルを通して、豊かな自然を満喫できる。また、取立山のミズバショウや落差30mの大滝などの道草も楽しい。
おすすめポイント
国道157号からキャンプ場に入ると木立の中にバンガロ−が点在しており、ここでキャンプすれば早朝の野鳥のさえずりシャワ−を体感できる(2023.8現在、キャンプ場は閉鎖中、再開の見通しは立っていない)。ここから林道を取立山登山口まで歩くことにする。植林地も混ざる明るい雑木林でウグイス、ホオジロ、シジュウカラなどに加えて、キビタキやクロツグミなど夏鳥の声が聞こえてくる。またヒガラやホトトギスの声が涼しげな風にのって聞こえ、里山から深山への変化が感じられる。 登山口の駐車場辺りではクロジやコルリが聞こえ出し、振り返ると遥かに勝山方面や荒島岳の山並みが見え、初夏の自然を満喫できる。 秋には自然林の紅葉が美しく、コガラやゴジュウカラなども低いところへ下りてきて、赤く熟れたガマズミの実にも晩秋の趣きが感じられる。
よく見られる鳥
通年:ヤマカラ、シジュウカラ、ヒガラ、ホオジロ、メジロ、ウグイス、ミソサザイ、 アカゲラ、
   エナガ、コゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ
初夏:オオルリ、キビタキ、クロツグミ、クロジ、ツツドリ、ホトトギス、コルリ
晩秋:ベニマシコ、アトリ、マヒワ、ツグミ、シロハラ、ルリビタキ、ウソ
フィールドノート
初夏にノジコが見られたこともある。猛禽類の飛翔に出会えれば最高だ。
道草メモ
ここから初夏の取立山(登山口から2.2km)へ登ってみよう。ミズバショウは5月中下旬が見頃(登山口から3.0km)。歩いた汗を流すには「勝山温泉センター水芭蕉」(0779-87-1507)へ。
登山口にトイレはなく、キャンプ場のトイレも閉鎖中。ゲートには簡易式トイレあり。