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福井の探鳥地  046 大納地区


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見どころ
渓流的環境をゆっくりと見流すには最適の場所で、そこへ流れ込む沢沿いにジーッと佇むヤマシギでも探して…。冬の朝、目近かで見られる野鳥としっかりご対面できること祈りたい。
おすすめポイント
158号線から分かれて谷戸トンネルを抜けると渓流沿いになり、以前はヤマセミが高頻度で確認されたものだが、現在ではもっと上流側へ行かなければ出会いないかもしれない。大納集落があるので冬期間でも除雪されているので、この渓流環境や周辺の林を見流すとアカゲラやイカル、アトリに出会うことが多い。注目は除雪された道路脇の草地や小さな沢、および雪崩たススキ斜面などの山肌だ。ここで餌探しをしているハギマシコに出会いたら最高だ。希にコンクリートを吹き付けた法面にもハギマシコがチョロチョロしていることがあるので要注意だ。奥の広場ではクロスカントリースキー場となっていて、道路から彼らに声援を送りながら周辺探鳥するのもまた楽しい。集落から中龍鉱山跡まではキセキレイ、カワガラスの他、ヤマドリが長い尾を見せびらかせて杉林に逃げ込んで行ったり、その藪付近ではルリビタキ、ジョウビタキが身近で見られることが多い。見上げる尾根上の空にはクマタカも・・・。
よく見られる鳥
冬季:ハギマシコ、ルリビタキ、ジョウビタキ、キセキレイ、カワガラス、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、オオアカゲラ、アトリ、ミソサザイ、クマタカ
初夏:オオルリ、キビタキ、クロツグミ、サンショウクイ、ホトトギス、ツツドリ、アカショウビン、イカル、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、アオゲラ
フィールドノート
158号線沿いの和泉スキー場へ向かう途中から右へ分岐しているルートで、比較的と車は少ないが脇見せずにゆっくり進みたい。奥の細い谷筋では、ヤマセミの生息域だったとも考えられるが、今後の復活に期待したい。
道草メモ
冷えた身体を温めるには「平成の湯」(フレアール和泉:大野市下山63-2-24 TEL:0779-78-2536 に併設)を利用して、そしてまた探鳥を!