本文へスキップ
福井の探鳥地  076 中池見湿地


画面をクリックすると拡大します。 
見どころ
周囲を山に囲まれた袋状埋積谷と深い泥炭層の中池見湿地は、市街地の近くにもかかわらず多様な生物相が確認されている。2012年にラムサール条約の登録湿地となった。色々な調査が行われており、付近で確認された鳥類は180種を超えた。
おすすめポイント
ビジターセンターを見学し、付近を散策する程度であれば、管理された環境なので、スニーカー等の軽装でも楽しむことができる。 湿地や山を歩き回るのならば、長袖・長ズボン・長靴等が望ましい。ハチ・ダニ・ヘビ・イノシシ・クマ等に注意したい。 鳥類に限らず、色々な自然を年間通して楽しむことができる。ホームページを検索することで、色々な情報が得られる。
よく見られる鳥
通年:ヒヨドリ、アオサギ、カルガモ、カイツブリ、モズ、セグロセキレイ、ホオジロ、メジロ、
   ヤマガラ、コゲラ、カワセミ、オシドリ、トビ、ミサゴ
渡り:ノジコ、ノビタキ、ノゴマ、コヨシキリ、オオヨシキリ、シマセンニュウ、ビンズイ、
   アマツバメ、ハチクマ
初夏:ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、キビタキ、サンコウチョウ、サンショウクイ、サシバ、
   ヒクイナ、チュウサギ、ミゾゴイ
晩秋:マガモ、コガモ、オオジュリン、アオジ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、ベニマシコ、
   ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、タシギ、アリスイ
フィールドノート
ノジコの重要な渡りの中継地であることが、ラムサール条約の登録理由の1つとなっている。数多く記録されるのは10月中頃だが、下草があるヨシ原の中にいることが多いので、じっくりと観察してほしい。 ムラサキサギ、マキノセンニュウ等、珍しい記録も少なくない。
道草メモ
ビジターセンター付近から天筒山まで、徒歩で移動できる。展望台は見晴らしが良く、中池見湿地、日本海、敦賀の市街地等を見渡すことができる。