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福井の探鳥地  083 菅湖周辺


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見どころ
菅湖はラムサ−ル条約登録湿地「三方五湖」の一つであり、浦見川を介して久々子湖と繋がっているため汽水湖である。水月湖、三方湖とも隣接していることから野鳥の避難場所的存在となっており、冬鳥のシーズンには多くのマガモ、トモエガモなどカモ類をはじめ水鳥が渡来し、生態系の頂点に立つオジロワシの飛翔も見られる県内有数の越冬場所。
おすすめポイント
梅街道から西へ向かうと菅湖が見えてくる。長尾島湖岸にマガモ、キンロハジロ、スズガモ、トモエガモなどのカモ類が見られる。湖畔道路沿いの梅林でメジロ、ジョウビタキ、ルリビタキ、クロジなど小鳥も楽しめる。冬季は三方湖周辺の水田で採餌するコハクチョウが菅湖に塒入りするので早朝の塒立ちを観察することができる。
よく見られる鳥
通年:カルガモ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、セグロセキレイ、ホオジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ヒバリ、アオゲラ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、カワウ、ウミネコ、オオタカ
初夏:キビタキ、コシアカツバメ、ツバメ、イワツバメ、オオルリ、サンコウチョウ、
冬 :マガモ、コガモ、スズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ホオジロガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、カワアイサ、オオバン、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロハラ、アオジ、カシラダカ、ベニマシコ、ツグミ、タヒバリ、ミヤマホオジロ、ウソ、オジロワシ、コハクチョウ
フィールドノート
久々子湖、菅湖、三方湖、水月湖の4湖はそれぞれ運河で繋がっている。湖畔を周遊する道路はサイクリングロ−ドとして整備されているので景色を楽しみながら野鳥観察を楽しめる探鳥地である。
道草メモ
舞鶴若狭自動車道の三方五湖スマートICもしくは若狭三方ICを利用すると、レインボ−ライン、美浜町レイクセンタ−(電池推進遊覧船発着場所)、福井県年縞博物館、自然観察棟(道の駅三方五湖に隣接)へのアクセスも良く探鳥も楽しめる。