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福井の探鳥地  087 海浜自然センター周辺


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見どころ
海浜自然センター周辺は、岩礁や砂浜の海辺、松林や照葉樹林帯の海岸など変化に富んだ環境で、四季折々に多くの野鳥が見られ、特に渡りの途中にはびっくりするような出会いが楽しい。
おすすめポイント
海辺へ来たら、まず海を眺めて開放感を味わいたい。岩場やテトラポットの上に並んでいるカモメ類を識別するにはやはり晩秋から早春だ。その多くはウミネコやオオセグロカモメだが、普通なら4〜5種類は見られるので、それぞれの識別ポイントをしっかり押さえて確認したい。稀にワシカモメやシロカモメが混じっていたら最高だ。海が荒れた日は湾内へ避難しているウミスズメ類やオオハムなどがいるかもしれない。 周辺の松林から黒崎半島へ通ずる近畿自然歩道では、メジロやヒヨドリの留鳥の他に、春の渡りの時期はクロツグミやエゾムシクイなどが、秋はエゾビタキやマミチャジナイなどが、南へ帰る途中に一休みしているだろう。冬は雪の無い松林でビンズイやシロハラが地上で採餌しているのを探したい。イソヒヨドリやシジュウカラなどは常連だ。広域基幹林道に通じる遊歩道を登ると展望台に通じる。周辺は見晴らしを良くするために木々を伐採してあり、眺めも良い。
よく見られる鳥
通年:ウグイス、ヤマガラ、イソヒヨドリ、メジロ、ホオジロ、ウミネコ、コゲラ
初夏:キビタキ、オオルリ、ヤブサメ、クロツグミ、センダイムシクイ
秋〜冬:カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミウ、アオジ、ジョウビタキ、 ツグミ、シロ    ハラ、ビンズイ、カシラダカ
フィールドノート
シロカモメの記録もありワシカモメも期待できる。岩場でクロサギが見られ、ミサゴの飛翔、大群のヒヨドリの渡りも見られる。
道草メモ
海浜自然センターの見学と海中の自然と触れ合う体験もできるのでチェック!