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福井の探鳥地  095 名田庄流星館周辺


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見どころ
町営ホテル流星館周辺は、南川の流れが狭いながらも周辺の田畑を潤し、雑木林とともに山村の自然が残っている。手軽に水辺と山野の鳥を四季折々に楽し、四季折々に楽しむことができる。
おすすめポイント
流星館の周辺は自然を活かした渓流公園(グランドゴルフ場併設)が整備されており、小さな山を越える遊歩道など全体をゆっくり廻るだけでも多くの野鳥が楽しめる。早春からカワガラスやキセキレイなどが繁殖のために渓流を上下しながら遊んでいる。初夏の渓流公園内ではキビタキやセンダイムシクイが盛んにさえずっていて、葉が茂る時期にはオオルリやカラ類の幼鳥も見られるのが楽しい。 晩秋から早春にはマヒワやアトリの群れが杉の樹冠へ移動するのを見ていると、ヒガラやキクイタダキを見つけることもある。近くの下薮からジョウビタキやルリビタキなどが出てきたり、年間を通してイカルやアオゲラなど林の住人に会えるのがうれしい。
よく見られる鳥
通年:カラ類、キツツキ類、ダイサギ、アオサギ、ホオジロ、ミソサザイ、カワラヒワ、
   セグロセキレイ、キセキレイ、イカル、カルガモ、オシドリ、カワセミ、ヤマセミ
初夏:オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、サシバ、ツツドリ、センダイムシクイ、
冬 :ウソ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、コガモ
フィールドノート
アカショウビンは毎年記録されている。ミサゴが南川に沿って上がってきて、この辺りで引き返していく姿も時々見られる。林道を少し入ったところでカヤクグリの記録もある。
道草メモ
「道の駅名田庄」も同じ場所にあるので、頭巾山登山や、周辺林道を探鳥する際のベースとして利用すると良い。 納田終は安倍晴明の子孫が京都の戦火を逃れ三代百年にわたり生活した地であり、陰陽道を受け継ぐ土御門神道本庁が近くにあり暦に関連する資料などを展示する暦会館が敷地内にあり、陰陽道、旧暦などに興味のある方は必見である。